KVM / qemu / libvirt で Windows 10 を動かしてみた
サーバーやデスクトップPCの仮想化はもはや当たり前の技術ではありますが、やっぱり、凄いなーと思ってしまいますね。もう、15年以上前になると思うけど、VMware Workstationが世の中に出てきたときは、それはもう、本当に驚きました。
その後、様々な仮想化製品が出てきて、今はすっかり実用化されています。というより、今時じゃベアメタルでサーバー動かしているほうが少ないんじゃないですかね。
いくつか触ってみたけど、個人的には、Linux のKVMが一番好きです。Open Sourceですし、個人で使うのであればタダです。企業で使う場合は、Red Hatなんかの商用製品を利用すれば安心でしょう。
もちろん性能も素晴らしいです。All Published SPECvirt_sc2013 (Performance) Results あたりを見てみるとKVMも良い性能が出ていることが分かると思います。
今回は Windows 10 を入手することが出来たので、モノは試しということで、KVM上でWindows 10 を動かしてみました。
私はvirshコマンドには詳しくないので、おとなしく(?)、virt-managerを使って仮想マシンを作成しました。注意事項は特にありません。Windows 10 の実行に必要のために十分なCPU、メモリ、ディスクを割り当ててやれば、問題なくインストールが終わります。
virt-manager または virt-viewerでデスクトップにアクセスできます。youtubeなどの動画の再生も問題ないし、USBのリダイレクトも出来たりするので、VDI用途でも十分に使えると思います。