TEDでやらない方が良いこと4つ
今日もTEDネタです。なんというか、もう、全くOSSとは関係がありませんが、気にしません。
TEDトークを勉強していく中で、やってはならない事、やるべきではない事について学ぶ機会がありましたので、私なりの解釈で共有してみたいと思います。
1. 売り込み
要するに宣伝が多すぎるような内容ですね。たとえば、自分が何か素晴らしいソリューションを持っているコンサルタントだとしたとき、そのこと事実だけをひたすらに自慢しつづけ、自分を買ったクライアントの数を自慢するような内容では、聞き手の興味を惹きつけることは出来ないとのこと。
素晴らしいソリューションを持っているのならば、そこに至った思考法だったり考え方だったりをアイディアとしてトークに組み入れたほうが面白いものとなるはずです。
2. とりとめのない話
準備不足のせいで、起承転結のない、どこに進むのかよくわからない、ただただTEDトークの真似事をしている、というような状態ですね。TEDの主催者側に立つと、こういうスピーチが非常に多くて困るのだそうです。
しっかり、準備はしましょう、とのこと。
3. 組織のお話
たとえば、自分の所属している組織のお話、どういう不満や問題があって、それをどうやって解決したか、みたいなお話。この手のお話、結局、内輪ネタになってしまいがちで、外部の人からすると、何も面白くない退屈な話に聞こえてしまうようです。
内輪ネタ、ダメ。
4. 啓発もどき
これが前回でも少し取り上げた「TEDトークのテクニックだけを真似する」というやつです。TEDトークを見ている人は分かると思いますが、素晴らしいトークには、スタンディングオベーションで拍手喝采です。それを夢みるがあまり、TEDのテクニックばかりに目が向いてしまい、中身が薄いものになってしまったら、本末転倒だということです。
やはり、テクニックよりも大切なのはアイディアです。
こんな感じです。まぁ、どれも、当たり前といえば当たり前ですが、TEDに限らず、自分がなにか人前でプレゼンをする際にはいつも気をつけておきたいことですね。