オープンソース ソフトウェア とその商用版について
オープンソースのソフトウェア(OSS)はほとんどのものが誰でも無償で入手できるようになっていますね。
現在では、OSSを利用したビジネスを行なっている企業がたくさんありますね。ビジネスの形態としては、サポートサービスを付加価値としてつけたサブスクリプション出会ったり、OSSの機能そのものをマネージドサービスとしてすぐに使える形で提供したり、など様々です。
ですので、調べていくとすぐに気がつくのですが、巷を賑やかしているOSS製品は大抵、商用のものとそうでないものがある、ということです。
そこで、勘の良い人は思ってしまうのです。「あれ?結局、元のOSSが同じなら、わざわざお金払って商用のものなんて使う必要ないんじゃない?」
私、ずっとそう思ってました笑
コレが当てはまることもあるんです。枯れた系のOSSの場合だと特に。
ですが、OSSを積極的に利用したい人というのは枯れたものより先進的なものに興味がいくはず。で、先進的なOSSはコミュニティが非常〜〜〜に活発なので、ソフトウェアのビルドも毎晩のように行われているので、よくも悪くも落ち着きがないわけですね。実験的な機能も入ってくるし、それと一緒にバグまで入ってきたり笑
だと考えておくべきだと言えるでしょう。
ですので、仕事でそのまま使うのはかなりリスクがあります。そういう時の商用OSSだと私は思っています。おおよそ商用OSSベンダーというのは、製品品質を担保するために安定したリビジョンの選定をしたり、しこたまテストを行なったりした上で製品化をしているため、自分の勘でテキトーなものをピックアップしてくるよりもずっと安全です。